54GOLF K2 CAMP - 2019

54GOLF K2 CAMP 2019 Season V

■参加選手 <男子>
小池健心(中学2年)、星野豪希(中学2年)、能登祥太(埼玉栄高校2年)、星野豪汰(立教池袋高校1年)、相原諒哉(18歳)

■参加スタッフ
<ゴルフコーチ>
星野豪史(JGTOツアープレーヤー)
佐々木勇(JGTOツアープレーヤー/日本プロゴルフ協会ツアープロ)

<メンタルコーチ>
佐藤雅幸専修大学スポーツ心理学教授

8月1日

 夏休みに入り、中学生、高校生は既に関東ジュニアゴルフ選手権決勝競技、関東高等学区ゴルフ選手権夏季決勝大会を終えての開催となりました。これから控える全国大会に進出しているもの、そして、悔しくも関東決勝で敗退しているものもこの夏休みで大きく成長するためにこの3日間を大事に過ごしてほしいです。一区切りつける意味もあり、初日は54GOLF CLINICのスポーツ心理学担当の佐藤雅幸専修大学スポーツ心理学教授との面談を各人、そして、講習を中心に行いました。もちろん、朝のウォーミングアップ、そして、9Hのラウンドレッスンも行いました。講習に先駆けて開催した個人面談では年に3回、早い子は小学4年生から佐藤教授と会っているので色々と相談したいことが有ったようです。自分から始まるなり、これを質問したいです。という子、また、先日の試合での自分の気持ちを赤裸々に話す子もいます。本来であれば親子の会話で全てが消化できそうですがなかなかそうはいきません。自身が中学生の時、高校生の時、自身の悩みを親に話せたかたは少ないはずです。それは心を開いているかではなく、心配かけてはいけないとか思春期であるとか色々とあります。専門家に相談することにより、一つのスキルを学んで習得して貰います。それはゴルフだけでなく、非常に大事な学びで将来に役立つはずです。講習後、技術練習、トレーニング、そして、夕食後はスタッツ集計と細かく、いつも通り、すべてをこなしました。皆、最後は眠そうでした。第2日目に向けグッスリですね。

8月2日

 第2日目から先月開催された日本プロゴルフ選手権出場していた佐々木勇プロが合流してくれました。こうして、現役のツアープロとプレーを続け、交流していることも重要なポイントですね。何を学ぶのかという細かい事も重要ですがプロゴルファーを身近に感じることは意外に重要です。中学2年コンビはこの日は頑張っていましたよ。前半はなんと豪希(中学2年)が5バーディー、1ボギーの自己ベスト32(−4)でプレーしていました。健心(中学2年)も38の2オーバーでプレーしていました。後半は諒哉が33、豪汰が35と追いかけていましたが豪希が71で逃げ切り優勝でした。ラウンド後はパッティング練習、そして、アプローチ戦では楽しく、皆で実戦形式を取り入れ、練習していきました。練習をしっかり終えて、トレーニング、ストレッチと最後までしっかりやりました。

8月3日

 早いもので2019年のK2 CAMP 全3回の最終日になりました。このキャンプを開催していて思うのは誰もがこのような形でゴルフと向き合う必要は無いと考えています。それはゴルフというスポーツは難易度が高く、時には孤独なので息詰まる事もあるからです。ですが真剣に取り組むことや物事と同じで創意工夫する事を考える力を付けてほしいと思い開催を続けています。そういう意味ではラウンド中の考え方やスタッツ集計の様子を見ていると各人が成長しています。ゴルフというスポーツを通して成長させてくれています。このような機会を与えていただき、保護者の皆様、そして、ゴルフ場関係者の皆様、今回も誠にありがとうございました。


54GOLF K2 CAMP 2019 Season U

■参加選手 <男子>
小池健心(中学1年)、星野豪希(中学1年)、能登祥太(埼玉栄高校1年)、相原諒哉(代々木高校3年)

■参加スタッフ
<ゴルフコーチ>
星野豪史(JGTOツアープレーヤー)
佐々木勇(JGTOツアープレーヤー/日本プロゴルフ協会ツアープロ)

3月30日

 ゴルフシーズンインした春休み、多くの試合があります。そんな中で4人の男子ジュニアゴルファーが集まってくれました。前回のキャンプで作製したヤーデージブックを使用して初日を練習ラウンド、そして、2日目から、佐々木プロ、星野プロを交えての3日間競技という設定でプレーします。また、今回はサンクトジャパンのサンクトバンドを使用してのウォーミングアップを覚えるというのもキャンプの重要なテーマなので参加選手には徹底していきます。ゴルフ場にスポーツジム機能は無いのでこのような創意工夫も一つのテクニックとして学んでいくと良いですね。ウォーミングアップしたら打撃練習して、早速初日のラウンドレッスンスタートです。ラウンドレッスンはいつものようにTrackman Dataを測定しながら映像を収めていきます。そして2組に分かれ、佐々木プロとアウトとインで星野プロが入れ替わりプレーします。修善寺は既に桜が満開で綺麗です。ラウンド後の練習では今回の参加選手は少ないので相当、濃い練習が出来ました。各人が覚えるべきことがありますから佐々木プロと星野プロで分担し、指導していきました。スコアが仮に一緒でも内容は同じではないのでラウンド後の修正課題、強化課題は個々で変わります。この辺りが重要ですね。そして、夕方からしっかりトレーニングです。こういうトレーニングは自宅で一人ではなかなかしっかり出来ないのでこのように皆でやると競い合い相乗効果が上がり成果でますね。

3月31日

 朝ご飯を食べて、窓の外は快晴で非常にテンションが上がります。昨日に続き、サンクトバンドを使用してのアップトレーニングからです。これはサッカー元日本代表の秋田豊氏に直接、星野が教えて貰ったテクニックです。ジュニアゴルファーにとってゴルフに限らず、多くのスポーツアスリートから学ぶことは自身の知識欲を満たしてくれると思います。スタート前からしっかりアップし、練習し、チップして、バンカーをします。パッティングして皆で3日間競技の初日スタートです!!この日は快晴ですが超がつく強風ですよ。強風に苦しむ中、バック9に中1コンビが頑張りましたフルバックから健心(中学1年)が36のパープレー、豪希(中学1年)が39でプレーしました。これによって初日の単独トップに健心が立ちました。ラウンド終了後はスタッツ集計を行い、それを元に練習メニューを決めていきました。このように試合中でも3日間競技、4日間競技での活躍を目指すのであれば競技終了後、素早く自己分析して練習するようになるのも一つの習慣にしたいテクニックの一つです。練習後はしっかりトレーニングを1時間、ストレッチを20分しました。これで夕食がより美味しく食べられます。

4月1日

 この日も早く起きて先ずはサンクトバンドを使用してウォーミングアップです。各人が使用にも慣れてきてだいぶ良い感じです。その後は富士山に見守られながら先ずはアプローチグリーン周りでチッピングやバンカーからウォーミングアップしました。スタート前は練習を見ながら全員の体調や意気込みを確認していきます。皆、適度な疲れは有ると思いますが元気でやる気に漲っていました。ラウンドはいつものように佐々木プロと星野プロが交互に一緒にプレーしました。そして、この日もTrackmanでの計測と映像録画を続けました。ラウンドレッスン後はK2 CAMPは休みをしらないのでスタッツ集計と練習でした。今日までのラウンドを踏まえての練習ですが今年一年、そしてその先も見ながら各人に技術習得を説明して練習して貰いました。練習後はサンクトバンドを使用してのトレーニングと自重トレーニングとストレッチです。最後の最後まで今日も良く頑張っていました。最終日も早いので皆、9時には寝ていました。


4月2日

 今回のキャンプ最終日です。3日間競技の最終日ですから6人の戦いは最終決戦となります。4人ともこのキャンプのテーマである朝の準備ルーティンが確立されてきました。これが一番、4日間で吸収して欲しかったので見ていて手応えを感じます。朝の練習もしっかりとしたウォーミングアップすると動けるので気持ち良く練習できているはずです。ラウンドは結果的には54Hのトップは佐々木勇プロ、2位は最後をイーグルで締めた星野プロでした。2人プロと2人の中学生と2人の高校生、素晴らしい4日間でした。このようにして4日間を一緒に過ごせることはプロゴルファーとしても嬉しいものです。星野プロはラウンド終了後、アルバ(ゴルフ誌)の取材も受けていました。一方で皆、キャンプ最終日の最後まで徹底的に練習しました。このキャンプを通して、2019年シーズンを戦うためにまた、一つ気持ちが盛り上がった事と思います。K2 CAMP 2019 Season 3でまた会えることを楽しみにしています。


54GOLF K2 CAMP 2019 Season T

■参加選手 <女子>
鈴木能々子(小学6年)、鈴木菜々美(中学1年)、今井葉音、(中学2年)、諸橋愛奈(専修大学1年)

<男子>
小池健心(中学1年)、星野豪希(中学1年)、星野豪汰(中学3年)、能登祥太(埼玉栄高校1年)、横山隆之助(法政大学1年)

■参加スタッフ
<ゴルフコーチ>
星野豪史(JGTOツアープレーヤー)
佐々木勇(JGTOツアープレーヤー/日本プロゴルフ協会ツアープロ)

<スポーツ心理学>
佐藤雅幸教授(専修大学スポーツ心理学/社会体育研究所所長)

1月3日

 2019年、K2 CAMPはおかげさまで7年目を迎えました。小学生から大学生までスケジュールを調整し、意識の高い子達がお正月早々、集まってくれました。今日は2019年のK2 CAMP初日という事も有、専修大学スポーツ心理学佐藤雅幸教授に午前中は保護者向けセミナー、午後からは選手向けセミナーを開催して貰いました。また、学齢が高い選手達には個人面談もいつものようにして貰いました。個人面談は長い期間、年に数回の定期的に行う事で非常に効果が上がります。保護者の皆様も熱心ですから佐藤教授とのセミナーは有意義だったと思います。ラウンドは佐々木勇プロと星野プロが担当し、3組に分かれて行いました。54GOLF CLINICではラウンド中はTrackmanでのデータ計測、映像記録、スタッツ集計、そして、トーナメント出場経験が有るプロによるコースマネジメントにおけるチェックを徹底して行います。ラウンド後は練習、そして、トレーニングと多くの事をこなしました。MTGでも選手各人におけるポイントを考えていけるように指導しました。

1月4日

 朝ご飯を食べて、先ずはアップトレーニングからです。冬である事、そして、ゴルフはスポーツであることを意識させるためにもアップトレーニングはちょっとしたストレッチとは違います。参加選手の意識付けを徹底します。ラウンドレッスンの前にもちろん、練習して3組に分かれてスタートです。各世代で活躍する選手たちなのでゴルフレベルは帯同していても高く、頼もしいです。一方でまだまだ、視野が狭くなりがちで判断に問題が起きたりします。ですから状況判断に関しては会話を徹底します。また、今回のキャンプテーマはグリーンマッピングです。グリーンを計測し、その数値を元にヤーデージブックを作成します。その日のラウンドも重要ですが技術的な進捗を図る場でもあります。キャンプや日頃のレッスンを通してどうしたら試合で結果が出るかをコーチングしていきます。ラウンド中はもちろんですが映像を録画しながらプレーします。これはMTGでも見ます、また、後日、PC解析後に各人の専用ページにもアップされコーチ陣と選手で共有します。ラウンド後はグリーンリーディングの基礎になるパッティング練習に時間を割きました。ここでも創意工夫をしてどのように練習するかを話、その方法を実践する形で練習しました。また、ショートゲーム練習、打撃練習と多くを行い、その後は屋外ではラダートレーニング、そして、屋内でのトレーニングを行い、ストレッチをして夕食、MTGでした。


1月5日

 第3日目からは翌日の2日間で2日間競技という設定でプレーして貰います。前日までのヤーデージブック作成を生かし、それを実際のラウンドで活用していきます。ヤーデージブックの作成や使用の仕方は重要なテクニックになります。この日は強風が吹いたため、難しいコンディションでした。そこでのTrackman Dataも非常に重要です。飛距離はジュニア期においてはどんどん伸びていきます。アウトドアでの各選手における真剣モードでの計測は非常に重要なサンプルになります。また、ラウンド後はグリップ形状、パターの種類、それに対してのストロークイメージ等を話しながら練習を進めていきます。競技形式とは言え、やはり練習ですからしっかり練習をします。ショット練習も各人における傾向やポイントは異なるので各人に合わせて練習メニューを組みます。会話を多くしてなるべく理解度を上げて練習しています。練習が終わり、走りからはじまり、自重トレーニングやメディスンボールを使用して体幹を鍛えました。夕食後はいつものようにMTGですスタッツ集計からゴルフ、スポーツ全般における話をして選手の意識を上げるようにしました。


1月6日

 早いもので今回のキャンプ最終日です。今日は朝食が6時30分なので6時からウォーミングアップ開始です。朝食を食べ、そして、6時50分には練習開始です。7時35分〜3組でラウンドレッスン開始でした。総合優勝は隆之助で2位が豪汰でした。3位には葉音ちゃんが入りました。また、順位関係なく、参加者全員が充実した4日間を過ごせていたと思います。佐々木勇プロも精力的に指導してくれていました。ラウンドを通して、グリーンマッピングの重要性はもちろん、その使用方法や方法論を全員が理解してくれたと思います。ラウンド終了後はいつものようにショートゲームレッスン、ショットレッスンと4日間を締めくくるべくしっかりと最後まで練習しました。また、先に記述した上位者だけでなく初日比べ最終日は8人中7人のスコアが改善しました。こういう成果は競技には重要なのでしっかり学べていると思います。4日間は長く、短く、体力的には非常にタフだったと思います。全員が一生懸命に楽しく学んでくれて嬉しく思います。次回は3月30〜4月2日になります。また、皆が参加してくれることを期待しています。



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