54GOLF K2 CAMP - 2020

54GOLF K2 CAMP 2020 Season T

■参加選手 <男子>
小池健心(中学2年)、星野豪希(中学2年)、星野豪汰(立教池袋高校1年)、能登祥太(埼玉栄高校2年)、相原諒哉(19歳)

■参加スタッフ
<ゴルフコーチ>
星野豪史(JGTOツアープレーヤー)
佐々木勇(JGTOツアープレーヤー/日本プロゴルフ協会ツアープロ)

<スポーツ心理学>
佐藤雅幸教授(専修大学スポーツ心理学/社会体育研究所所長)

1月3日

 2020年、K2 CAMPはおかげさまで8年目を迎えました。早いものですね。始めたときの気持ちを考えればこの継続は意義を感じています。今年もお正月の3日からの開催です。参加させてくれている保護者の方々、そして、ゴルフ場関係者の方と関わる皆様に感謝しかありません。この日も早速、皆でウォーミングアップから始めました。2019年から取り入れているサンクトバンドを使用してのウォーミングアップは非常に効果的でK2 CAMPでは既に定番となりました。そこからしっかり練習して早速、初日のラウンドです。今回は以前のグリーンメモから一歩進んで、全てのパターを計測してから打つということを行いました。現在のジュニア、学生、ツアープロという中に進むと好スコア化が加速しています。その一方で学校に通学している子はラウンドが少なく、好スコアを作り難い問題が浮き出ます。ですのでグリーンメモの作成だけでなく、パッティング技術の向上とグリーンリーディングテクニックの向上が結果的には重要となります。考え方やパッティングの練習の仕方を学んで貰うことは数少ないラウンドで上達するには重要なポイントになります。ゴルフスキル、考え方、練習の仕方、トレーニングとのバランス、多くのセグメントに分けて考える習慣をMTG含めて徹底しています。

1月4日

 この日は佐藤雅幸専修大学スポーツ心理学教授の面談と講習がある大事な一日です。高校生は1週間前に関東高等学校ゴルフ選手権冬季決勝大会をプレーしていますからその試合での心のうちと選手全員、年頭として2020年の抱負と共に自身の色々な悩みを整理する場にして欲しいと思います。スケジュールは18Hのラウンド組と9Hのラウンド組に分かれ、それぞれが充実できるようにカスタマイズしてスケジュールを組みました。佐藤教授の面談では能登祥太(埼玉栄高校2年)が開口一番「夏に面談で習ったことを実践したら、初めて関東決勝大会で踏ん張れて、全国大会に出場できることとなりました!」と笑顔で嬉しい報告をしていました。佐藤教授曰く、各人が悩んでいるのは良いことでそれを聞けて益々、可能性を感じることが出来たという話を聞けました。長く、キャンプを通してジュニアゴルファーたちが成長していることがスタッフ一同、嬉しいですね。佐藤教授の講習後は再度の練習とトレーニング、ストレッチでした。正しいことを繰り返し、それが普通になっていけば成長に繋がると思います。


1月5日

 この日から佐々木勇プロ、星野豪史プロもプレーし、より実戦形式の練習を重視しました。ツアープロ達が一緒にプレーすることにより、考え方や所作を学んで欲しいのです。ジュニアゴルファー同士でプレーすればジュニアゴルファーの考え方になります。アマチュアゴルファー同士でプレーすればもちろん、アマチュアゴルファーの考え方になります。肌感覚で学ぶことも非常に重要なのです。キレイにスイングする事と良いスコアを作ることは似て非なるものです。どちらも重要ですが逆に言えば、どちらも別のスキルです。朝のウォーミングアップ、プレー中のデータ計測、色々な会話をしながら理解を深めます。夜のMTGでもタイガーのショートゲームの練習を見ながら色々と話合いました。


1月6日

 早いもので今回のキャンプ最終日です。2020年のK2 CAMPもこうしてあっという間過ぎるでしょう。そして、今年も初めて、全国大会に行くジュニア、初めて全国大会で活躍するジュニアゴルファーがこのキャンプから出るでしょう。昨年もこのキャンプに長く参加していた谷田侑里香選手(ミシガン州立大学3年)が全米女子アマチュアゴルフ選手権でマッチプレーにまで進出しました。横山隆之助選手(法政大学2年)は日本アマチュアゴルフ選手権に初出場を果たしました。野口裕太選手(日本体育大学2年)は東京都国体代表選手に4年連続選出され、1位での選出となりました。この日も先輩達が過ごしたように朝のウォーミングアップ、練習、ラウンドと皆が真剣に取り組んでいました。次回は春の開催です。皆、それまでは虎ノ門で個別にレベルアップしていきましょう。



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