2010年6月に開催されたIreland Tourの大好評から4年経ち、各コース関係者の協力から2回目となるIreland Tourが開催されました。今回はあのWaterville Golf Linksにも同クラブメンバー様の協力からWaterville Houseに滞在し、プレーという素晴らしい機会も得られました。
羽田空港〜ヒースロー空港までをANA便で快適に過ごしました。ヒースロー空港からコーク空港まではエアリンガス航空便を利用して移動しました。空港では頼んでいた今回のドライバーのドナール氏と会い、用意していただいたベンツのリムジンバスで一路、キンセールの街へ向かいました。アイルランドの美しい風景を見ながら皆さん、これからの旅への期待が膨らみました。そして、いよいよ、到着です。第一目的地のオールドヘッドゴルフリンクスに!
遅くについたのですがシャワーを浴び、さっぱりしたら参加者全員でディナーです。22時からでしたがクラブのレストランが素晴らしい対応をしてくれました。
■Old Head Golf Links
Old Head Golf Links has been ranked #1 in Links Magazine listing of the most spectacular golf courses on the planet (Spring 2011 edition).
アメリカの独立記念日ということもあり、コースも人が多めです。とは言っても非常に少ないですが。天気は風雨のち、曇りのち、晴れでした。今回参加された6名のお客様は全員、Old Head Golf Linksは初プレーでした。星野を除いて。2010年から新しく回収されたホールが出来、さらにその牙をむいたOld Head Golf Linksをプレーしながら全員が「凄いな〜!!来てよかった!こんなのは想像がつかない!やっぱり、プレーしなければ話だけではわからないな!」と感嘆し続けた18Hでした。そうです、お連れした星野もその瞬間に立ち会えれば全ての苦労や心配は喜びに変わります。
この日はキンセールの街で夕食をいただきました。Max’s Wine Bar&Restaurantで食事をしたのですがこちらの21:30からタケ小山さんのinterFM76.1『Green Jacket』へキンセールの路上から星野が出演致しました。こんな思い出も54GOLF World Tourならではだと思います。
プレー2日目は快晴!言うことのない素晴らしい天気に朝から皆さん、笑顔が止まりません。どこまでも続く水平線、深い緑のフェアウェイ、空を飛ぶシーガル、そして、切り立つ深緑の断崖絶壁。ここがゴルファーの天国かと思わせる素晴らしい天気となりました。この日の午後はラウンドを終えた後は自由行動。そうですね、ギネスビールをテラスで楽しむ方やバーカウンターでアイリッシュウィスキーを楽しむ方もいました。夕食はもちろん、クラブハウスで!
ここではお決まりのシーフードチャウダーにロブスターといただきました。Old Head Golf Linksのラストナイトはこの2日間のゴルフを思い出しながらいつまでも笑いの絶えない夜となりました。
Old Head Golf Linksで美味しい朝食をお腹一杯食べたら、Waterville Golf Linksに向けて3時間ほどアイルランドの大自然を眺めながらドライブです。途中、絶景で立ち止まったりもしましたが順調な移動でした。そして、今回の第2目的地、Waterville Golf Linksに到着です。
到着は同コースのミリアムさんが迎えに出てくれました。彼女が遠い日本の私を今回の旅で助け続けてくれた女性です。
今回は世界ゴルフコースランキング34位の同コースメンバーでもあり、54GOLF CLINICのメンバーでもあるサム氏の配慮でこのような機会に恵まれました。
あらためてこの場を借りて、御礼申し上げます。
また、キャディマスターのケビン氏も大歓迎をしてくれました。
到着後、早速、買い物?をして練習です。そして、晴天の強風の中、いよいよWaterville Golf Linksでのラウンドが始まりました。コースはやはり、難しいですね。風が吹くので狭く見えてきます。自分のショットへ対する自信がそのまま結果に繋がります。まさにコンフィデンスを持っているかが試されます。どのくらい、難しいかと言いますと今回参加いただいたYさんは名門相模原GCの競技委員、ならびに足柄森林の2014シニアチャンピオンです。そのYさんをもって「これは90切れないよ!」のお言葉をいただきましたから。ラウンド後は滞在先のWaterville Houseへ。ここは同コースメンバーのゲストハウスでなかなか泊まれない施設なのです。あの、タイガーウッズやデビット・デュバル、マーク・オメーラが全英オープン前に合宿し、宿泊した特別な場所なのです。その特別な場所は本当に静かでアットホームで温かい宿です。夕食はメンバーのサムに教えていただいたDooley’sです。ステーキに大きなロブスター、この日もたっぷりいただきました。そして、昼間プレーしたWatervilleを再度、翌日に控え、皆さん、気合を入れなおしての夕食となりました。
■WATERVILLE GOLF LINKS (since 1889)
Waterville Golf Links placed 34 of the Top 100 Courses in the World!
→http://www.watervillehouse.com/html/top100coursesGW0911.asp
2014Golf Digest US World 100 Greatest Courses - No. 93- Waterville Golf Links
→http://www.golfdigest.com/golf-courses/2014-02/worlds-100-greatest-golf-courses?currentPage=5
先ずはWaterville Houseでの朝食について書きたいと思います。全員、絶賛だったのはバターの香りが堪らないクロワッサンです。もちろん、焼き立て!本当に素晴らしかったです。そして、プレー2日目は同コースヘッドプロのリーム・ヒギンズ氏とも色々と話しました。ヨーロピアンシニアPGA TOURでも活躍したヒギンズ氏の一押しアマチュア選手、ショーン・サリバン選手(19歳)も紹介してくれました。何でも350Yは楽に飛ぶそうです!!また、写真には無いですがプレー終了後は同コースオーナーも紹介いただき、素晴らしい1日にとなりました。ラウンド後は皆さん、疲れているので自由時間ということにしたのですがWaterville Houseの施設は私達の貸切なので皆さんがいつのまにか昼寝せずに練習開始(笑)400Yはあろうかというレンジ、アプローチグリーンもパターまでできるレベルのグリーンが2面あり、最大で100Y近く打てます。こんな場所にいたら練習してしまいますね!練習後はWaterville HouseのBarで乾杯!素晴らしい時間が過ぎていきます。54GOLF World Tourならではの特別な旅です。
この日の夜もサム氏のお薦めであるWaterville HouseからCourseに向かい、海の横にあるThe smugglers innで夕食をいただきました。マイケル・ダグラス、キャサリン・セダ・ジョーン夫妻をはじめ世界のセレブを魅了した食事と景色は圧巻でした。こんなに美しい夕陽はなかなか見られません。アイルランドは海の幸が本当に美味しいですね。締めのアイリッシュコーヒーまで言うことありませんでした。
Waterviile Houseで朝食を食べ、一路、Ballybunion Golf Clubへ。ここは何度でも来たいコースです。そして、今回も晴天!やはり、青空のBallybunionは綺麗です。緑の芝生と青い海、白い波しぶきとすべてが揃うと感嘆のため息がでます。晴天と言っても風は強いのでキャディーさんと話し合いながらのプレーがスコアを左右します。これがリンクスを楽しむ方法です。キャディーさんとの会話を楽しめればより、ゴルフは楽しくなります。プレーを終えて、フェリー乗り場まで少し、ドライブ。フェリーに乗ると天気が良いので気持ち良い風に当たれます。こういう旅をなかなかされることが無いから皆さん楽しまれていました。到着したのはDoonbeg Golf Clubです。現在はTrump International Irelandと名称が変わりましたが2010年6月にも滞在していますので愛着を込めてDoonbegと呼んでしまいます。夕食は素晴らしい18Hを眺めながらいただきました。この日も素晴らしい夕陽でしたね。Irelandでは今回も天気に恵まれます。
■BALLYBUNION GOLF CLUB(since1893)
2014Golf Digest US World 100 Greatest Courses - No. 27 - Ballybunion Old Course
2013Golf Course Architecture - Architect's Choice Top 100 Courses in the World - Ballybunion Old Course No. 13
→http://www.golfdigest.com/golf-courses/2014-02/worlds-100-greatest-golf-courses
1892年設立の由緒あるクラブです。昨日プレーしたBallybunionが1893年ですからロマンを感じますね。クラブハウス内には素晴らしい歴史の数々が。マッケンジー氏にオールド・トムモリス氏の写真や絵画。このクラブの各ホールに彼等の足跡があるのです。そういうことを知り、ゴルフに対しての考え方を学ぶのは非常に楽しいものです。ゴルフは今、始まったスポーツではないですから。プレーはやはり、コースに皆さん、圧倒されていました。この日の星野は快心のゴルフで7バーディーとっていました。キャディーさんにもヨーロピアンPGA TOURに十分出られるから挑戦しろと煽てられていました。実際は2011年に星野は「こんなに難しいのか」という感想で歯が立ちませんでした。今回は4年越しのリベンジだったのです。世界で一番好きなコースを攻略することを夢見ていたわけですから。ラウンドを終え、Doonbegに帰り、シャワーを浴びて翌日の用意をしたらこの日はP.Morrisseyでの夕食となりました。この日のレストランも噂通り美味しかったですね。席も満卓で並んで待っている方が沢山いました。楽しいIreland紀行もいよいよ大詰めで皆さん、本当に残念がっていました。それでもラストラウンドへかける気持ちは一段と高ぶっているようにも見えましたよ。
■LAHINCH GOLF CLUB (since1892)
2014Golf Digest US World 100 Greatest Courses - No. 64 - Lahinch Old Course
http://www.golfdigest.com/golf-courses/2014-02/worlds-100-greatest-golf-courses?currentPage=3
Lahinch Old Course was ranked the #23 golf course in the world by a panel of over 240 golf course architects, as published in the July 2013 edition of Golf Course Architecture.
この日も少々、調整を特別に入れていただいてプレーが出来ました。もともと、トップスタートは7:36でしたが事前にリクエストをしていたのですが前日にブライアン・ショーン氏(同クラブプロ)とお話をしてキャディーに早く来ていただき7時前に特別にスタートさせていただきました。そうですね、この日は飛行機の関係でプレー後、3時間以上車で移動して飛行場に行き、コーク空港からヒースロー空港、そして、羽田空港と帰ってくる予定になっていたのです。この旅のある種の最後の山です。コースは冬に凄いストームが来たそうでこれからの大改修を行うそうです。2011年にプレーしたオリジナルも素晴らしかったのですが次にできるコースも楽しみですね。今回も旅を通じて思うのはいつも海外のゴルフコースのおもてなしが半端で無いということです。そして、参加された皆さんがこんなに喜んでいただけたのは本当にありがたく嬉しく思います。次回のWorld Tourは年末年始のThailand、2月のThailand、6月のSt.Andrews&Royal Dornochと続きます。9月には久しぶりにBandon Dunesという話も出ていますので皆様、お楽しみにしてください。それでは、このたびもありがとうございました!
■Trump International Ireland
‘Best New International Golf Course’ by Golf Digest2002
The Lodge at Doonbeg has a reputation as one of the premium 5-Star establishments in Ireland and is renowned for the quality of its accommodations and meticulousness of its customer care standards.