54GOLF K2 CAMP - 2018

54GOLF K2 CAMP 2018 Season U

■参加選手 <女子>
齋藤陽佳(小学5年)

<男子>
小池健心(小学6年)、星野豪希(6年)、星野豪汰(中学2年)、梅内秀太郎(高校1年)、石崎拓海(高校1年)

■参加スタッフ
<ゴルフコーチ>
星野豪史(JGTOツアープレーヤー)
佐々木勇(JGTOツアープレーヤー/日本プロゴルフ協会ツアープロ)

<スポーツ心理学>
佐藤雅幸教授(専修大学スポーツ心理学/社会体育研究所所長)

3月24日

 2018年、K2 CAMP第2弾が早速始まりました。初日は佐藤雅幸専修大学スポーツ心理学教授のインタビューや講義が予定されています。先ずは堺部ヘッドパーソナルトレーナー直伝のアップトレーニングから。実は前日は堺部ヘッドパーソナルトレーナーのモーニングアスリートクラスがあったので筋肉痛の参加者もいます(笑)。ラウンドはしっかり撮影します。これからの季節、試合も増えますからラウンド中に何が出来ていて、何が出来ていないかを見ることは重要です。これはMTGの際にapple TVで見ながら共有します。ラウンド後は秀太郎(立教池袋高校1年)、拓海(埼玉栄高校1年)、豪汰(立教池袋中学2年)と佐藤教授がインタビューを順番に行うのでその間は各人のスキルアップ練習となりました。インタビュー後は佐藤教授の講義でした。ここではスポーツ選手としての勉強もします。メンタル講義と言っても多岐に渡るのです。講義後はトレーニングを致しました。恒例の坂道ダッシュからメディスンボールトレーニングまで。インドアでのヨガは明日への準備でもあります。お腹がペコペコなようなのでここで夕食です。そして、休みなくMTG。スタッツ解析、昼間のラウンドをapple TVで見ました。全てのカリキュラムを終えた後、佐々木プロと拓海、秀太郎、健心(青山学院初等科6年)は再度のトレーニングを行いました。

3月25日

 2日目も快晴です。富士山が綺麗ですよ!先ずはアップトレーニングからです。毎朝のルーティンにして欲しいですね。汗をかくほどアップしますよ。そして、パッティング、ショットしっかりと各人が課題を意識して練習します。ラウンド中はもちろんですが映像を録画しながらプレーします。これはMTGでも見ます、また、後日、PC解析後に各人の専用ページにもアップされコーチ陣と選手で共有します。ラウンド中もラウンド後の練習も選手達にはシーズンイン直前なので集中して取り組んで貰いました。秀太郎からの質問では長い距離のバンカーをどうしたらよいか?拓海は初参加なのでアプローチやバンカーというショートゲーム中心にフォローしました。練習終了後はトレーニングとヨガです。ここは重要なルーティンですね。トレーニングしないと気持ち悪いという風になれば立派なアスリートと言えるでしょう。夕食後はいつものようにスタッツ集計、スタッツ分析を行います。そして、皆でディスカッション。自分が他の人からどう見えるかという事は気付きに繋がるのです。早朝から夜までこの2日間でジュニア達はへとへとですね(笑)。

夕食前に堺部トレーナーの締めのストレッチとトレーニングで夕食となりました。MTGでは星野が用意したDATAを元に各選手に考えて貰う機会をつくりました。

3月26日

 この日もまたまた快晴で富士山が良く見えます。この日は早起きしてバッバ・ワトソン選手のPGA TOUR復活優勝を朝食いただきながら観戦しました。ゴルフを観ることも勉強なのです。そして、気持ちが上がったところからトレーニングで心拍数をあげていきます。そしてパッティング練習から開始します。ここでも転がすだけではなく、視線確認や出球確認を練習器具使いながら行います。この手法は54GOLF K2 CAMPでは長く採用しています。そして、レンジでボール打ちます。星野、佐々木も天気が良いので思わず、皆とラウンドしました。暖かい一日になり、半袖になりラウンドでした。ラウンド後も全員で練習です。小学生もトラックマンでデータを確認しながら練習します。パター、チップ、バンカーと練習する事は幾らでもあるので気付けば日没になります。そして、トレーニング。メディスンボールを何処まで高く投げられるか。ゴルフボールを飛ばしたければメディスンボールも飛ばしてほしいですね。また、ダッシュも重要な練習です。100Y坂道ウォーキングランジ、今回は3日目にやりました(笑)。部屋に戻ってしっかり、ヨガタイムを40分。そして、最終日と言えば修善寺名物のすき焼き祭り!お腹いっぱいになり、MTG開始です。スタッツ集計を元にディスカッションしていきます。そして、ラウンド中の映像を見ながら話し合います。非常に良いキャンプになっています。


3月27日

 最終日も快晴となり、Season Uは良い練習が一段と出来ています。そして、桜も満開に。これには自然にテンションが上がりますね。もちろん、朝のルーティンは変えずにアップトレーニングする事から始めました。そして、パッティングしてボールを触りだします。この流れが4日目になると自然にできるようになるのが良いですね。そして、レンジでの練習です。このあたりも暖かいですし、身体も動くので各人の課題を抑えて練習します。ラウンドは楽しく、真剣に最後まで行いました。もちろん、今日最終日の映像も抑えます。後日、各人の専用ページにアップしますからね。ラウンド後は練習です。練習するためにラウンドしていると思います。最後のMTGはお迎えの保護者も参加して。これからのシーズン中も修正を繰り返す必要が有ります。素晴らしいキャンプが出来ました。
次回は8月18日〜21日を予定しています。早目のお申込み、お待ちしております。


54GOLF K2 CAMP 2018 Season T

■参加選手 <女子>
齋藤陽佳(小学5年)、相場彩那(中学3年)

<男子>
小池健心(小学6年)、紫垣大志(中学2年)、星野豪汰(中学2年)、梅内秀太郎(高校1年)、中島央樹(高校3年)

■参加スタッフ
<ゴルフコーチ>
星野豪史(JGTOツアープレーヤー)
佐々木勇(JGTOツアープレーヤー/日本プロゴルフ協会ツアープロ)

<スポーツ心理学>
佐藤雅幸教授(専修大学スポーツ心理学/社会体育研究所所長)

1月3日

 2018年、K2 CAMPはおかげさまで6年目を迎えました。本年は初心に帰り、より一層の高みを目指す意志のある子達をレベルアップする場にしたいと考えています。私達はこれまでもジュニアゴルファーをコーチする機会に多く恵まれてきました。かなりの確率で「私はプロ志望です。我が家はプロ志望です!」とお聞きします。10歳でこの言葉を聞くのは可愛らしいです。14歳で聞くと少し、練習頻度、戦歴、現在のラウンド練習頻度等が気になります。17歳ではどうでしょうか。高校球児、高校サッカー選手であれば17歳でプロ目指していると言った場合、スカウトが来ていてドラフトにかかる事を意味しています。そんな事を頭に入れた上で4日間を通して星野、佐々木が色々と場面毎で話していきます。それは最低限、ツアー出場経験は有るプロゴルファーだからこそ、話せる話があると考えているからです。ウォーミングアップから、朝の練習、ラウンドと観察して、気になるポイントは話し合います。もちろん、ラウンド全般は楽しくやりますよ。ですが楽しいだけでなく、データはかなり細かくつけていきます。ラウンド後の練習も意識を高く持ち、修正していきます。全ての練習を終え、着替えます。練習場がトレーニング場へ早変わり。(笑)坂道ダッシュ10本、100Y坂道ウォーキングランジ、反復横ダッシュとその後は中に戻り、ヨガを行います。これで夕食、ワイワイガヤガヤ楽しい夕食を終えて、MTGでは細かいスタッツ集計を行いました。スタッツ分析後はあるVTRを見てお勉強しました。良い初日でした。

1月4日

 朝ご飯を食べて、先ずはアップトレーニングからです。いつも参加しているメンバーはもう理解していますが夕方のヨガとは位置づけも行い方もだいぶ違います。汗をかくほどアップしますよ。その後の練習メニューは前夜のスタッツ分析を参考にしてパッティングの練習を行いました。ショットもスタッツ分析を元に練習しました。その日のラウンドも重要ですが技術的な進捗を図る場でもあります。ラウンド中はもちろんですが映像を録画しながらプレーします。これはMTGでも見ます、また、後日、PC解析後に各人の専用ページにもアップされコーチ陣と選手で共有します。ラウンド後の練習は2日目ともなるとこのキャンプでの修正課題が絞られるので各人テーマが分かれてきます。そして、日暮れと共に走り込みます。その後は室内で筋トレ、そしてヨガになります。筋肉痛が初日の坂道ダッシュで来ている選手も多いですからヨガは重要です。夕食後はいつものようにスタッツ集計、スタッツ分析を行います。このスタイルと光景はまさに54GOLF K2 CAMPぽいと感じます。また、そのスタッツを元に星野、佐々木だけでなく皆が意見を出し合いながらディスカッションするのも良い雰囲気です。早朝から夜までこの2日間でジュニア達はへとへとですね(笑)。


1月5日

 この日は気温が4日間でも一番、冷えていましたね。朝からウォーミングアップ、そしてスタッツを改善するために今日のコースマネジメントを考慮に入れた上での練習を始めました。私達はスコアも有る程度見ていますがそれより、プロセスをチェックします。クラブ選択の手順や、その選択理由を見るのです。実はここは量(ラウンド数、試合数)が多いと意外に感が働き、上手くこなせる時期が有ります。ですがプロセスを抜きにして覚えると3日間、4日間の試合が増えた時や学齢が上がった時に伸び悩みや成績の低迷が起きやすくなります。そして、ラウンド後は各人の課題に向けての練習を行います。人数を絞ったことで見られる量が増え、効果的な練習が出来ているように感じます。特にショートゲームの練習量が少なそうなジュニアが多いのでこのあたりは要チェックなのです。ラウンド終了後、気温が低かったので室内トレーニングでかなり汗をかきました。スポーツをしているわけですからもちろん、トレーニングは重要視しています。野口裕太(杉並学院高校3年)や梅内秀太郎(立教池袋高校1年)がKGAの体力測定でも明らかにトップの数値を出しています。これは今回、アメリカ遠征中の堺部ヘッドパーソナルトレーナーの下でトレーニングをしっかり積んでいるからです。そして夕食はすき焼きを食べまくりです。肉、肉、肉!とにかく沢山食べます。動けなくなるぐらい食べた後はMTG,いつも通りスタッツ集計、分析しました。その後、アスリートとは?を考えて貰うためにVTRを一緒に見ました。こういうユーチューブの使い方は良いと思われます。


1月6日

 早いもので今回のキャンプ最終日です。今日は佐藤雅幸専修大学スポーツ心理学教授がいらっしゃる日なのでノンプレー組とプレー組に分かれてのスケジュールです。ノンプレー組は先ずは60分のトレーニングから始まりました。その後、午前中いっぱいはバンカーレッスンです。これは細かいスキル説明は掲載しませんが目鱗だったようですよ!さぁ、一方のラウンド組ですが佐々木プロが18Hしっかり見てくれました。このラウンドレッスンも4日目になるラウンドなので非常にコースを攻略できているかをみるには佐々木プロも良かったと話していました。ノンプレー組から中学生以上、佐藤教授とインタビューが始まります。彩那(埼玉栄中学3年)、大志(広尾学園中学2年)は12月のカリフォルニア、フロリダ遠征の話、央樹(私立霞ヶ関高校3年)は東京国際大学体育会ゴルフ部進学の話、そして、ラウンドが終わった後の秀太郎(立教池袋高校1年)、豪汰(立教池袋中学2年)の2人も12月のカリフォルニア、フロリダ遠征の話を中心に佐藤教授と色々と話していたようです。このようなコミュニケーションを長く取ることにより、将来の自分が進む道を少しずつ自身で考えて欲しいと思います。このインタビューの間も他のメンバーはトラックマンを使用しての練習やショートゲーム練習とプロがつきっきりで練習が続きました。トラックマンや映像を早くから取り入れている54GOLF K2 CAMPは数値を元にフィーリングを磨いて欲しいから行っています。フィーリング派の選手も絶対に数値は把握しておくべきです。時には厳しい現実を数字は提示します。それに対して向き合えなければアスリートとしてはなかなか難しいでしょう。選手と話し合うには企業の経営戦略と同じで数字が重要なのです。 佐藤教授の講義は保護者の皆様も最終日という事で参加されました。人生100年時代を生きるにはスポーツだけでも勉強だけでもいけません。考え方一つで大きく歩みは変わると思います。今回の佐藤教授の話も非常に勉強になりました。
4日間お疲れ様でした。選手達は体力的にも相当きつかったと思いますが良く頑張りました。次回は3月24〜27日を予定しています。皆、それまで底上げしていきましょう。



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